投稿日:2025年2月7日
令和7年2月4日(火)、東京で『相続に携わる人のための令和7年度税制改正』セミナーを行いました。
今回、相続に関係する改正項目はほとんどなく、個人の生活関連だと目玉が「103万円の壁」がメインという寂しい内容。
しかし、複雑な改正ではないものの、きちんと理解しようとするとこれが意外と難しい…。
セミナーは、例年より約2週間遅い昨年12月20日(金)に発表された「令和7年度税制改正大綱」をベースとして行ったのですが、果たしてこの通りに改正されるのか…という一抹の不安を抱えながらの解説でした。
というのも、現在の自公政権は国会で過半数を握っていない少数与党のため、法案を通過させるためには他党の協力を得なければいけないからです。
「令和7年度税制改正大綱」は閣議決定されていますので、恐らくこのまま法案として国会に提出されると思いますが、
●本当に大綱と全く同じ内容の税制改正法案が国会に提出されるのか?
●大綱に修正を加えられた法案が国会に提出される可能性があるかもしれない
●大綱と全く同じ内容の税制改正法案が国会に提出されたとしても、国会審議の結果、修正が加えられた形で決着するかもしれない
●そもそも国会で過半数の賛成を得られず(法案が通過せず)成立が4月以降にずれ込むかもしれない
と、不安要素だらけの状況なんです。
セミナーでは、
①103万円の壁関係(基礎控除の引上げ、給与所得控除の引上げ、扶養控除の見直し、特定親族特別控除の創設、ひとり親控除の見直し等)
②子育て支援関係(生命保険料控除、住宅ローン控除、子育て改修工事等)
③確定拠出年金制度等の見直し
④退職所得控除の調整規程の見直し
⑤結婚・子育て資金の一括贈与の延長
等について解説しました。
大阪会場は2月13日(木)に開催します。
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また、東京会場及び大阪会場に参加できなかった方や遠隔地にお住まいの方のために、3月25日(火)ZOOM開催が決まりました。
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