投稿日:2025年5月28日
令和7年5月13日(火)付の新聞に、『「リースバック」相談急増~契約更新できず/買い取り価格安く~高齢者トラブル目立つ~』の記事がありました。
読んで気分が悪くなりました。
筋の悪い業者であればこれぐらいするだろうと思いますが、それにしてもお行儀が悪過ぎる…。
「リースバック」とは、自宅を売却し、そのまま賃料を払って住み続ける方式のこと。
住み慣れた自宅から転居する必要なく、まとまった資金が入るうえ固定資産税や修繕費等の負担がなくなるため、老後の生活資金を確保することができる手段として利用する高齢者が増えています。
ところが、不動産について何も知らない高齢者を相手に、①相場より安く自宅を買い取り(相場の6割~7割)、②入居者(売主である高齢者)との間で定期借家契約を締結する業者がいるんだとか。
定期借家契約は、通常の賃貸借契約と異なり原則として更新がないため、契約が満了したら退去しなくてはいけません。
恐らく契約時に定期借家契約である旨の説明なんてしてないんでしょうね。通常の賃貸借契約よりも少し賃料を安く設定し、入居者を喜ばせておいて、契約期間が来たら「出て行って下さい」と一方的に通知するのでしょう。
とんでもない話ですね。
「内容をよく理解しないまま契約書にサインをしてしまった」高齢者も脇が甘すぎると思いますが、そこにつけ込む業者って、クズにも程がある。
このような業者からは免許を取り上げるのはもちろん、相当重い罰を与えて欲しいと思います。
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