投稿日:2020年2月3日
セミナーや研修の講師を務め一番難しいと感じるのは、ズバリ<参加者のレベルが分からないこと>です。
複数の参加者がいたら、どうやったってそのレベル感はバラバラです。
同じ資格を有し、似たような世代ばかりであっても、知識や経験、理解力、興味はバラバラです。
「今日は一般の方ばかりだから難しい話はやめよう」と思い話し、セミナー後にアンケートを読んだら
●基本的話ばかりでつまらなかった
●もっとレベルを上げて欲しい
●どこでも聞ける話で期待外れ
泣く( ノД`)シクシク…
「今日の参加者はセミナー慣れしている人ばかりだから、気合い入れよう」とアクセル全開で話したら、
●難しすぎてついていけない
●レベルを下げて欲しい
●理解できず眠かった
泣く( ノД`)シクシク…
どうしたらいいのー!!!!!
助けて~!!!!!
これ、【講師あるある】です。
いつ、どこの、誰に、何を話をしても、だいたい似たような結果になります。
一人でも多くの参加者に満足して頂けるよう最大公約数を狙って話すのですが、それでも100%満足は難しです。
そこで僕は<事例マシーン>となりました。
事例であれば、素人(失礼<m(__)m>)からベテランまで、どのような立場の人であっても興味を持って聞いてくれます。
しかも、自分事化して聞いてくれるので、理解力も深まります。
但し、
☑その事例は何を訴求したくて取り上げたのか(目的)
☑何故その事例なのか
☑その事例のどこを使って、何を話すのか(メリハリ)
☑オチはどこにあるのか
等、考えないと駄目ですよ。
ただ面白おかしく話すだけでは単なる“漫談”になってしまいますから。
と言うことで【講師あるある】シリーズ第1弾でした。
第2弾があるのかどうか、あるとしたら何時なのか、全くもって白紙です…。
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