投稿日：2020年7月16日
令和2年7月14日（火）～15（水）、大阪で相続実務研修『吉澤塾＜上級コース＞』の第2回及び第3回の講義を行いました。
両日とも、大阪を拠点に中小法人に特化して活躍されている税理士の坂田先生を講師としてお招きし、吉澤とのダブル講師掛け合い方式で「事業承継」の実務について徹底的に深堀しました。
坂田税理士は、当社における関西エリアのパートナー事務所の代表であり、相続だったり事業承継だったりを一手に引き受けて下さっている、当社にとってなくてはならない大切な存在です。お客様からの評判も良く、丁寧な仕事、現場主義、曖昧にしない等、とても頼りになる優秀な先生です。
今回、新型コロナウイルスの第2波の影響を考慮し、希望者のみZOOMでつなげ、リアルとオンラインの同時開催にしました。ぶっつけ本番のため不安でしたが、割とスムーズに行きましたので、他のセミナーでも採用してもいいかもしれません。
初日は「事業承継相談時に聞かれる“時価”を徹底的にマスターする！」と題し、「時価とは」「個人・法人間の課税」「低額譲渡」等、自社株の時価について解説して頂きました。
本来の時価、法人税法上の時価、所得税法上の時価、相続税法上の時価、みなし贈与、行為計算の否認、総則６項、判例、通達…超絶難しかったですが、事業承継に携わるコンサルタントは避けて通れない価値ある講義でした。
フィジカルディスタンスを意識した座席配置にしましたが、ワーキングも随所に取り入れ、インプット／アウトプット両面から知識が吸収できるよう意識しながら運営しました。
二日目は「新事業承継税制の現場を体験する」と題し、事業承継税制の活用方法、注意点等を学ぶと共に、実際の適用事例について当初相談時から実行まで、その全てを体験して頂きました。
本に書いていない実務の世界、非常にためになったと思います。
来月は、当社の顧問税理士である資産税に特化した税理士の先生を講師としてお招きし、２日間に渡って「地主の総合コンサル」について講義します。
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