投稿日:2021年4月1日
令和3年3月24日(水)で2020年度のセミナー・研修が全て終了しました。
今期講師を務めたセミナー・研修は65回、うち36回がオンラインでした。つまり、オンライン率は55%と半分以上が画面越しでした。リアル会場でもオンラインによる同時配信を行ったものもありましたので、体感的には3分の2程度がオンラインだったような気がします。
2019年度のセミナー・研修が97回、うちオンラインは12回、オンライン率は12%でしたので、ガラっと状況が変わりました。
前期比で回数は3分の2に減り、オンライン率は300%の伸び率。
もちろん原因は新型コロナウイルスですが、理由はともかく、セミナー・研修の開催スタイルに劇的な変化がもたらされたことは事実です。
地方の方から「コロナのおかげでようやく東京や大阪の人と同じ土俵になった」と言われます。つまり、今までは1万円のセミナーに3万円かけ、2時間話を聞くためにマル1日割かなくてはいけなかったのが、オンライン化の進展により、東京や大阪の人と同様に1万円かつ数時間の拘束で受講が可能となったと言うこと。
「コロナが終息してもこのままオンラインでセミナー・研修を行って下さい」と言われます。
確かにオンラインはお金と時間の地域間格差をなくしました。そこは怪我の功名かもしれません。
しかし、オンラインでしかつながっていない人はずっと画面越しでしか会うことができず、バーチャルな感じがしちゃってなかなか距離感が縮まりません。
参加者と講師の関係だけであれば距離感を縮める必要ないのかもしれませんが、せっかく縁あって僕の講義に参加してくれたのですから、この機会にもっと色々な話をし、仲良くなり、互いに有益な関係を築いていければ…って思うのです。
これからもオンライン化の流れは続くでしょうから、試行錯誤しながら前に進みたいと考えています。
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