投稿日:2021年8月3日
令和3年8月2日(月)、吉澤塾相続研究会<第27回ZOOM勉強会>を実施しました。
今回は、夏休み特別企画として、女性の離婚・再婚にスポットを充て、相続周辺知識の充実を図りました。
タイトルは『離婚・再婚・無戸籍者』
相続は「戸籍が命」です。
どれだけ仲良くても、長く一緒に暮らしていても、戸籍に名前がなければ相続権はありません。実は血がつながっているとしても、戸籍に名前がない場合、相続するためには相当高いハードルを越える必要があります。
日本には戸籍制度があるため、容易に相続人が判明します。逆に、戸籍制度があるが故、そこに名前がない状態が悲劇をもたらすのです。
講義は、民法改正が予定されている夫婦・親子関係について、
●なぜ女性は離婚してから100日経過しないと再婚できないのか?
●離婚後に産まれた子は誰の子か?
●嫡出否認の問題点はどこにあるのか?
等について解説しました。
また、夫のDVから逃れている間に別の男性の子を身ごもったケースを題材に、
●離婚に向けどのような作戦が取れるのか
●子の父親を後夫にするためどのような方法が考えられるのか
等についてのワーキキングも行いました。
相続は人を相手に行う業務ですので、幅広い知識が求められます。
ってか、ちょっと幅広過ぎたかも(笑)
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