相続スペシャリストのブログ

バス車内での出来事

投稿日:2015年6月18日

今日の帰宅途中、いつものように最寄駅からバスに乗った所、途中のバス停で1歳位の赤ん坊を抱っこしたママさんが乗ってきました。

雨なのでカッパと傘、大きな荷物を抱え、大変そうです。

帰宅ラッシュの時間帯なので、当然車内は混んでいて座れません。

 

誰か気の利いた人はいないかな…と思って見ていたら、優先席に座っていた40歳位の男性がチラっとそのママさんを見て、すぐに文庫本を読みだしました。

あたかも「文庫本に夢中で気付きませんよ」みたいな雰囲気で。

車内の誰も気付いていないと思いますが、僕はずっと見てましたよ、チラっとママさんを見た所。

 

「どうしようかな~」とバス停1つ分考えました。

事なかれ主義で見て見ぬ振りする方が楽でいいし、変に良い人ぶって逆恨みされるのも嫌だし…。

優先席に座っている40歳の男性だって、仕事で疲れ、座るためにわざわざ1本スルーしたのかもしれないし…。

 

いやいや、ちょっと待て、どんな理由があったとしても、お年寄りや身体の不自由な方、小さな赤ん坊を抱えたママさんに座席を譲るのは、人として当然のことでしょう!

 

と考えたら、チラっとママさんを見たあの態度が許せなくて、でも大声出したらママさんが恐縮しちゃうし、車内が変な雰囲気になっちゃうし、ただでさえ僕は顔が怖いんだから…と考え、黙ってその男性をツンツンし、ママさんの方を指差しました。

そしたら「あ!」と、わざとらしく「今気付きました」みたいな声を発し、「どうぞ、どうぞ」と席を譲ってくれました。

ママさんは「有難うございます」と御礼を言って着席しました。

 

マナーとし御礼を言うのはともかく、譲られて当然な立場なんだし、当たり前のことなんだから、譲らない人がおかしい訳で、「有難うございます」と言う所じゃないよ、とか思いながら、でも、ママさんと赤ん坊が着席出来て一安心。

 

その後、「何か視線を感じるな」と思って見回したら、その男性が僕のこと睨んでました。

でも、車内にいたほとんどの人は僕の味方だと思うし、僕は何も悪いことしていないんだからと、逆に思いっ切りガン見してやりましたよ!

 

実は、こういったこと、僕には良くあります。

関わらないよう見過ごす方が楽でいいし、面倒に巻き込まれないし、僕がやらなければいけない訳でもないし…と思うのですが、我慢出来なくて、どうしても動いてしまうんです。

別にかっこつけてる訳じゃなく、人として筋の通らないこと、曲がったことが大嫌いなんです。

どうしても余計なおせっかいを焼いちゃうんです。

崖の上から「大丈夫ですか?」と声をかけるだけの人間にはなりたくないし、なれないんです。

 

ここから無理矢理「相続」ネタに持っていくと、「相続」も同じだなと思いました。

「自分さえ良ければよい」と考えていたら、まとまる話もまとまりません。

法律に書いて<ある><ない>じゃなくて、「人としてどうか」に照らして考えれば自然と落ち着く所に落ち着くはずなんです。

 

「相続」を精神論で片付けるつもりはなく、僕はどちらかと言うと、精神論より引き出しの数で問題を解決していくタイプですが、根底に流れるのは、常に「人としてどうか」です。

 

帰宅して妻にこの出来事を話したら、「間違いなく、いつか刺されるね」と言われました。

どうやら、遺言を作成しないといけないのは、クライアントじゃなくて僕のようです。

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