投稿日:2015年8月18日
本日、平成27年8月18日(火)付の新聞に『運用会社のガバナンス』の記事がありました。
記事の中で、気になったのは、
●販売会社との不釣り合いな力関係により、運用会社は販売会社の要求を呑まざるを得ない
●多くの運用会社は金融機関の系列で、親会社から売り易い商品、儲かる商品の供給を求められる
●販売会社には手数料以外に金融商品を販売する動機が薄い
の部分です。
「貯蓄から投資へ」を真に根付かせるためには、「投資家=個人」が「投資して良かった」と思える環境作りが一番重要なはずです。
販売会社が、手数料稼ぎだけを目的に「3階建て」やら「4階建て」やら、やたら難しい金融商品を高齢者中心に売りつける構図では浮かばれません。
一刻も早く、
●独立系の販売会社が(販売会社の意向に左右されない)ゆるぎない地位を確立し、
●金融機関から独立したFAやFPから金融商品を購入する文化が浸透し、
●投資家自身がもっと選球眼を磨かないと
いけないでしょうね。
ちなみに、僕は資産運用が苦手、と言うか下手です。
相続がらみで資産運用の相談が寄せられる場合もあるのですが、困ってしまいます。
金融商品やマーケットの話はまったく自信がないので、そう言った相談は基本的に受けないことにしています。
ドサクサに紛れて相談に乗っても、信頼をなくすだけですから。
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