投稿日:2015年11月28日
先日、ある会合で税理士の先生と名刺交換した時の会話です。
税理士「『相続事務所』…って、何やられているんですか?(保有資格を見て)あ~、社労士さんなんですね」
吉澤「いえ、社労士の仕事はまったくしていません」
税理士「えっ!士業じゃないんですか?じゃあどうやって食べてるんですか???」
吉澤「まあ…相続に関して顧客向けセミナーやったり、社員研修やったり、エンド向けの相続コンサルしたり…ですけど」
税理士「へ~、そうなんですか(不思議そうな眼差し)。それで何とかなるもんですか?」
「失礼な人だなあ」と思いましたが、一応大人の対応で軽く流しました。
士業じゃないと生きていけないのでしょうか?
士業の平均年収、相当低いですよ。
もちろん、やたら稼いでいる先生もいらっしゃいますが、同年代のサラリーマンより年収が低い士業、沢山いますよ。
士業の先生はあまり営業が得意じゃない人が多いですし。
でも、悲しいことに、資格があると上から目線になっちゃうんですよね。
資格なんて所詮机上の勉強で、丸暗記の世界じゃないですか。(失礼、社労士受験した僕が正にそうでした)
資格を有していないと印鑑つけないのはよ~く分かりますが、仕事として成り立つかどうかは、合格してからの話しですよね。
僕に驚きの眼差しを向けた税理士の先生、士業として充分潤っているのでしょうね。
それにしても、情けないのは僕のアドリブ力のなさ。
「まあ…相続に関して顧客向けセミナーやったり、社員研修やったり、エンド向けの相続コンサルしたり、ですけど」 じゃなくて、
「食ってけないですよ!だからこうして色々な所に顔出しておこぼれ的な仕事もらっているんじゃないですか。何かくれ」だったなあ(笑)
気が利かね~。
そっちの方に落ち込んでしまいました。
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