相続スペシャリストのブログ

相続の現場から『1円でも高ければいい』

投稿日:2016年8月2日

先日来相談に応じている“争族”案件。

お亡くなりになった父の不動産を巡り、母姉妹で争族になっています。

構図的には、一応「母&長女VS二女」

 

<母の主張>

・夫名義になっている自宅購入資金は全部私が出している、当時自宅を嫁名義で購入するなんて世間的にあり得なかった

・夫名義の財産を誰がどう相続するかは私が決める、誰にも文句を言わせない

<長女の主張>

・これから母の面倒を見るのは私なんだから、自宅は私が相続する

・妹は自宅を取得する際、父から袖の下で500万円もらっている

・母と妹は犬猿の仲で、母も「あの娘には何もあげなくていい、面倒を見てもらうことなんてない」と言っている

<二女の主張>

・母の面倒云々は、実際に面倒を見てから言うべきこと

・過去数年間実際に両親の面倒を見てきたのは私であり、些細なことで今は母と喧嘩しているが、今までの私の貢献はどうなるの?

・姉妹に差がつくなんておかしいから、遺産は法定相続割合で分割すべき

 

まあ、それぞれの言い分はもっともな話であり、皆が少しずつ譲り合いの精神があれば何とかなると思うのですが…そう出来ないから今がある訳で…。

 

当初は、「法定相続割合」「評価額と時価」「特別受益」「寄与分」等の説明を行い、何とか落とし処を見つけようと努力したのですが、なかなか話が進まない状況に長女がブチ切れてしまいました。

 

長女「これじゃ埒が明きません。分かりました、妹が譲らないなら私が譲ります。私は1億円でも、100万円でも、いくらでも構いません。但し、妹より1円多くもらいます。妹が1,000,000円なら、私は1,000,001円相続します。とにかく、何があっても妹だけは許せません。先生、私の言ってることおかしいですか?母から出禁食らっている娘が親の財産を相続するなんておかしいでしょ。私は徹底的に戦います!」

 

あーあ、切れちゃった…。

「譲ります」って言ってるけど、これ、譲ったことになりますか?

 

ネタ的には面白い展開(失礼)になってきましたが、何とか「答え」を出さないと終わりません。

ここからが<見せ場>な訳です。

 

さてと、頑張るか。

 

無題

 

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