投稿日:2016年12月1日
先日、『相続対策コンサルティング契約』を締結した先から契約を解除されました。
「先妻の子に財産が渡らないよう、大至急に対策を講じたい」という依頼であり、司法書士、税理士、弁護士を交えチームを組み、コンサル内容は玄人受けするメニューを組みました。
遠隔地の案件でしたが、相談者の要望に応えるべく、かなり力を入れて対応していました。
相談者は資産家でお坊ちゃまなため、常に周囲は自分をチヤホヤしてくれる人ばかりだったらしく、「吉澤もそう扱ってくれる」と思っていたようです。
ところが、僕はチヤホヤしませんでした。
「自分は何もしなくても周囲がやってくれる」と思っていたのに、そうならなかったから面白くなかったのでしょう、突然「契約を解除したい」と言ってきました。
あのね、目的は何でしたっけ?
当初、東京からの物理的な距離を理由に「痒い所に手が届かないから」と断ったのに、「何とか先生に助けて欲しい」と懇願されて受託した経緯は何だったのですか?
正直、契約を解除されホっとしています。
この後、嫌な思いをしなくて済みますから。
しかし、契約する前にしっかり相談者のことを見ないといけませんね。
自分自身に<奢り>と<過信>がありました。
反省。
後は契約書に則り、事務的に処理します。
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