投稿日:2017年1月27日
先日、某地方にある中小企業の社長が当方に相談するために部下を連れて上京して来ました。
「どうしても相談に乗って欲しい」とのことでしたので、何か大問題が起こっているのかもしれません。
相談事は「会社の承継について」、つまり事業承継のようです。
会社決算書、内訳書、別表、個人の確定申告書、固定資産税明細、顧問税理士が作成した相続対策メモ等、用意された資料は万全です。
開口一番、先方の口から出た言葉に気絶するかと思いました。
「昨年マルサに入られ、最近ようやく調査の終了が見えて来た。近々納付する追徴税額は数億円になる。代表者である私は起訴されるらしい。初犯なので執行猶予がつくだろうと言われているが…。仕事の関係で代表者を別の人間に変更せざるを得ず、株主構成にも手を付けないといけなくなってしまった。顧問税理士のクビを切ったが、後の面倒を見てくれる税理士が地元にはいなく、遠隔地の税理士に高い報酬を払って顧問をお願いせざるを得なくなった。」
そこで、先生に相談したいことは次の二つ。
①僕はどうなりますか?
②今後どうしたら良いですか?
ひえーーーーーーーー!
それ、僕に聞く????????
さてと…何か出来ることあるかな…。
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