投稿日:2017年6月21日
平成29年6月20日(火)、東京で相続実務研修『吉澤塾<上級コース>』第3回の講義を行いました。
今回は、『弁護士から見た「争族」』と題し、講師に裁判官の経験もある弁護士の先生を招き、吉澤とのダブル講師で
●争族の戦い方
●調停、審判の進め方
●税法と民法の違い
●裁判官はどこを見ているのか
●判例から学ぶ実務の<肝>
●良い弁護士の見分け方
等、1日たっぷり学びました。
「そこまで話していいの???」
と心配する位、裁判所の裏話からぶっちゃけ話まで盛り沢山。
吉澤塾というクローズドな研修だからこそ聞ける、ここだけの話し満載の素晴らしい研修でした。
特に好評だったのは「模擬調停」。
弁護士の先生と吉澤が調停委員に扮し、<姉チーム>と<妹チーム>に分かれ、それぞれが言い分・主張を述べ、実際の調停さながらに遺産分割の話し合いを進めるワーキング。
裁判官経験者が仕切る“調停ごっこ”ですから、その辺の真似事とはレベルが違います。
<姉チーム>の聞き取りの際、<妹チーム>は全員廊下で待機、相手側の主張が見えない状況で主張を繰り返す調停の難しさを堪能して頂きました。
「模擬調停」を通じ、
●調停を行うことのメリ・デメ
●調停委員をどこの、何を気にしているのか
●具体的な手続きの方法
等を体験して頂きました。
来月は司法書士の先生を招きし、「財産管理委任契約」「任意後見」「戸籍」等について講義します。
© 2014-2024 YOSHIZAWA INHERITANCE OFFICE