投稿日:2018年9月25日
相続は「失敗事例から学ぶべき」が僕の持論です。
『成功事例セミナー』に参加してみると分かりますが、大体“ガッカリ”します。
(僕だけだったらゴメンナサイm(__)m)
と言うのも、成功事例を聞くと「凄いな~」とは思うのですが、一体何が成功の秘訣だったのかはっきりしないからです。
ほとんどが自分の自慢話だったり、「再現出来る」と言っておきながら「貴方だから出来たんでしょ」と突っ込みたくなったり、フラストレーションがたまります。
たまにテンションが上がることもありますが、所詮精神論に過ぎません。
結局、『成功事例』を聞いても、成功した原因が、
●商品が素晴らしかったのか
●提案が抜群だったのか
●人柄が良かったのか
●身だしなみが整っていたからか
●タイミングが合ったのか
●その全てか
●その一部か
良く分かりません。
(誤解を恐れずに言うと)<成功は偶然の産物>だと思っています。
と言っても、何もせず、ただ待っているだけの人に偶然は現れません。
その偶然を掴むために間違いのない行動を取っている人には偶然を掴むチャンスが訪れるんだと思います。
「じゃあ、どう行動すればいいんだ」と思っても、成功事例から正解を得られることは(まず)ありません。
一方、『失敗事例』からはたくさんの“気付き”と失敗しないための“注意点”を学べます。
●明らかに商品が他社より劣っている
●提案が的を得ていない
●人としての相性が悪い
●タバコ臭い
●アポ取りのタイミングが最悪
●時間にルーズ
等、失敗には必ず原因があるのです。
その原因を1つ1つ丁寧にクリアしていくことで、失敗しない体質が出来上がります。
誤解しないで欲しいのですが、あくまで「失敗しない」であり、「成功する」とは言っていません。
あくまで<成功は偶然の産物>であり、「失敗しなければ成功が近付く」と言う意味です。
スポーツで言えば、「負けない」と「勝つ」は違うことと同じです。
負けなければ、勝てなくても敗北にはならず、試合は終わりになりません。
最悪でも引き分けですので、次があります。
そこで、相続関連の執筆を頼まれた際、書く内容は「トラブル事例」がほとんどです。
また、セミナーも「失敗事例から学ぶ〇〇」系が好きですね。
成功したい方、失敗事例から「自分はこうならないぞ」とたくさん学んで下さい!
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