ブログ「相続の現場から」

相続の現場から『お前がいないと困るんだ』

投稿日:2019年3月29日

会社員にとって転勤はつきものです。

勤務先である会社の命令ですから、理由もなく断ることはできません。

 

以前、銀行員だったとき、異動の命令が出たため後任を連れて取引先に転勤挨拶に伺ったところ、その取引先から言われた一言が今の僕の仕事に取り組むスタンスを決めました。

 

今までも転勤等で担当者変更はあった。

「せっかく仲良くなったのに…寂しい」と思ったことはあったが、その後特別困らなかった。

イチから人間関係を構築しなければいけない面倒はあったが、結局何とかなった。

だけど、今回は違う。

お前がいないとうちは困るんだ。

好きとか嫌いとか、寂しいとかの問題じゃない、お前にいてもわらないと困るんだ。

何とかならないのか?

 

そう言われ、鳥肌が立ちました

 

「いなくなって寂しい」と言われるのは担当者冥利に尽きますが、結局それって仲が良かっただけ

単なるお友達に過ぎません。

 

僕はコンサルタントです。

友達を作っている訳ではありません。

 

もちろん精神的にも支えますが、実務としてのスキルに価値を見出してもらったなんぼの仕事です。

 

このとき以来、「いなくなったら困るような人間になろう」と誓い、自らのスキルを磨いてきました。

 

【愛想は良いが味普通】【愛想は悪いが味抜群】、どちらのラーメン食べたいですか?

(【愛想が良くて味抜群】には勝てないので、なし!)

 

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