ブログ「相続の現場から」

相続コンサルに「人としてどうか」が問われています

投稿日:2020年7月27日

「保険を売るための相続・事業承継研修を受けている人」と、「相続・事業承継研修を受け、保険を売っている人」、この違い、分かりますか?

 

言葉としては似たような感じに聞こえますが、実は大きく違います

 

「保険を売るための相続・事業承継研修」は、言葉の通り「相続・事業承継を切り口に、保険販売に結び付けること」を学ぶ研修です。

 

最終的なゴールは保険契約

 

そのため、相談者が保険に加入してくれるような道筋や提案を学ぶ内容となっています。

 

主に販売スキルを学ぶ研修ですから、それはそれで必要です。まだ経験が浅いいまいちアクセルが踏み込めていない方にとって、一つ上のスキルを身につけるために必要な研修だと思います。

 

でも、もし貴方が相続で困っているとしたら、このような研修だけを受けている人に相談したいですか?

 

 

一方、「相続・事業承継研修」は、「相続・事業承継そのものの研修」です。

 

最終的なゴールは、相談者の悩みや問題を解決すること

 

そのために必要なスキル知識を学ぶ内容となっています。

 

純粋な「相続・事業承継研修」は、保険販売を強化するような話は出ません売上アップ集客方法はカリキュラムにありません。

 

それを本業にどう結び付けるかは、受講者自身自分で考える話です。

 

綺麗ごとを言うつもりはありません。誰だって生きてかなきゃいけない訳ですから、稼げる方法があるのなら学びたいに決まっています。そこを否定するつもりは全くありません。なので、今上手くいってないなら、気持ちを新たに販売スキルを学ぶ必要もあるでしょう。

 

でも、もし貴方の親が相続について「保険を売るための相続・事業承継研修」を受けた人に相続について相談していたら、どうしますか?

 

当社は、そこを軸足に置きセミナー・研修を行っています。

 

最初から答えが決まっていたら、それは相談ではありません。

 

お客様に「ありがとう」と言ってもらった上で、正当な対価として報酬を頂けるような相続コンサルタントの養成を目的としています。

 

ここ数年続いている大相続ブーム…相続・事業承継に携わる人に「人としてどうか」が問われています。

 

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