ブログ「相続の現場から」

講師はつらいよ(その7)

投稿日:2021年12月24日

先日、社員研修講師依頼があった時の話し。

 

開催日会場等に関する大枠について合意した際、先方より「正式に吉澤先生を講師としてお招きしたいと考えておりますので、レジュメの見本を頂けないでしょうか?」と依頼がありました。

 

当方「いいですよ。では、研修の対象者は誰ですか?どのような目的で開催するのですか?参加人数は何名ですか?研修の時間は何分ですか?それにより内容が異なりますので、その辺りを教えて頂けたらレジュメの見本を提示します。」

先方「研修の対象は社員です。目的は相続についてです。人数は決まっていません。研修の時間はどれ位が適当なのか逆に教えて頂きたいのですが。」

当方「社員と言っても、若手に教えるのか、ベテランに教えるのか、マネジメント層を対象にするのかにより話す内容は異なります。対象者に何を学ばせたいのか、会社として何を期待して開催するのかにより話す内容は異なります。人数が多ければ講義を聞くスタイルになりますが、人数によってはワーキングを入れたり、色々と工夫できます。研修時間もマル1日かけてじっくりやるのか、2時間で概要を話すのか、それにより内容が異なります。ただ漠然と相続と言われても、決まった資料がある訳ではありませんので、見本を示しにくいのですが。」

先方「言われてみればそうなのですが…そこまで考えていませんでした。先生に相続について話してもらえればと考えただけですので。」

当方「研修を有益なものにするためには、貴社の目的を明確にする必要があります。

先方「社員への相続研修です。」

当方「ですから、どのような社員に、どのような目的で研修を行うのか教えて下さい。」

先方「・・・」

当方「ただ開催するだけでは意味がないのではないでしょうか。」

先方「少し社内で話し合ってからご連絡します。」

 

結局、先方から連絡が来ることはありませんでした。

 

講師も何かと大変なんです。

 

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