ブログ「相続の現場から」

成年年齢18歳で注意が必要なのは相続税関係

投稿日:2022年1月31日

いよいよ令和4年4月1日から成年年齢18歳に引き下げられます。

 

この改正により、相続関係でもたくさんのことが変わりますので、しっかり理解しておく必要があります。

 

民法(相続法)で影響を受けるのは、

①遺産分割

②遺留分侵害請求

③遺言執行者

④養子縁組

⑤婚姻

等です。

 

相続税で影響を受けるのは、

①未成年者控除

②相続時精算課税制度

③住宅取得資金等の贈与

④贈与税の特例税率

⑤教育資金の一括贈与

⑥結婚・子育て資金の一括贈与

⑦新事業承継税制

等です。

 

相続税関係で注意が必要なのは、要件が「その年の1月1日時点で18歳になっている」こと。

 

贈与などの行為の時に18歳以上になっていることではありませんので早とちりしないように。

 

その他、NISAなんかも影響を受けますね。

 

お酒煙草競馬・競輪・競艇等は従来同様20歳以上で変わりませんので、合わせて覚えておきましょう。

 

詳しくは2月15日(火)に行う『相続に携わる人のための令和4年度税制改正』セミナーで触れるつもりです。

オンライン開催ですし、当日欠席しても後日2週間動画を視聴できます。

是非ご検討ください!

 

詳細及び申込みはこちら

 

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