セカンドオピニオンの勧め

投稿日：2022年2月23日

よく聞かれる質問・相談で、一番困ること、それは「どのような人に相談したらいいですか？」。

税金だったら税理士、揉め事だったら弁護士と言う話しではなく、

●いい税理士かどうかを見分ける方法を教えて欲しい

●どのような税理士がいい先生か

と聞かれても、なかなか「これ」と言った直球ど真ん中の回答が出せません。

僕だって初見じゃ分かりませんから。

長く付き合い、一緒に仕事を行えば分かりますが、相続はお客様にとって一生に一度あるかないかの一大事ですから、試してみて駄目だったでは話になりません。

一応

●笑顔が素敵な先生には気を付けた方がいい

●知名度と腕は比例しない

●肩書がたくさんあるからと言って実務に詳しい訳ではない

●メディアに出まくっている先生は要注意

等と助言しますが、必ずしもそうと言い切れません。

月並みですが、セカンドオピニオンをお勧めしています。

どのような問題であっても、複数の専門家、最低でも３人から話を聞くことです。それも色々な立場の人から話を聞いた方がいいでしょう。

3人から話を聞けば、相談者にも知識がつき、自分なりに比較をすることができ、何となく「この人がいいかな」と思う先生が見つかります。

間違っても「友人や知人から紹介された先生＝いい先生」と勘違いしないように。

その人にとっていい先生が、貴方にとっていい人とは限りません。

そもそも「いい人」の定義は人によってマチマチですから。

僕のところに相談に来た方には、必ず「他の人からも話を聞いて下さい」とお願いしています。「吉澤に任せたい」とおっしゃってくれても、勢いで契約することはありません。他の人からも話を聞き、納得の上で選んで欲しいからです。

他の人に相談することを嫌がる時点で、その人には相談しない方が賢明です。

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