投稿日:2022年7月11日
令和4年6月29日(水)の新聞(東京版)に、『死亡時の手続き一括案内~「おくやみコーナー」設置続々~遺族の負担軽く~』の記事がありました。
家族が死亡した際に遺族が役所で行う各種手続きをワンストップで案内する「おくやみコーナー」が、続々と各自治体に設置されているそうです。
つい「お役所仕事」なんて言ってしまいますが、このような取り組みは大歓迎ですね。
家族が亡くなった場合、遺族は役所でたくさんの手続きを行わなければいけません。死亡届、除籍謄本、戸籍謄本、住民票の除票、世帯主の変更、固定資産税の変更、マイナンバーカードや国民健康保険証の返還…。
遺族が故人の近くで暮らしていても大変ですが、遠方だったら更に面倒が倍増します。
手続きの窓口(部署)もバラバラですから、“たらい回し”なんてことにもなりかねません。
そんな面倒な手続きをワンストップで受け付けてくれたら、これは楽ですね。
最初に「おくやみコーナー」を設置したのは大分県別府市(2016年)で、その後全国に広がったとのこと。
東京都だと、大田区、葛飾区、豊島区、練馬区、立川市、八王子市で開設され、自治体によっては予約が取れないほど好調な様子です。
今後お亡くなりになる方が増え続け、なおかつ婚姻していない、子がいない等の家庭も増えているので、このような「ワンストップサービス」は是非全役所の標準装備にして欲しいですね。
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