投稿日:2023年9月15日
令和5年9月13日(水)、東京で相続実務研修『吉澤塾<遺言・争族コース>』の第6回講義を行いました。
最終回となる今回は、現場でよく起こる『争族トラブル』事例を3つ消化した後、『遺言書作成』について講義しました。
『争族トラブル』は、
●故人のお金が何者かにより生前に引き出されていた
●税務調査により発覚した申告漏れ財産への対応
●遺産分割協議が平行線
の3つの事例について、「どうすれば良いか」を考えて頂き、スキルの向上に努めました。
『遺言書作成』は、事前に当方から架空人物の「遺言書作成」を課題として出していましたので、それに対する参加者の各案それぞれの着眼点、ポイント、効果、問題点等について議論しました。
人の作成した遺言にアレコレ言うのは簡単ですが、いざ自分で作成しようと思ったら何時間もかかります。実際に手を動かしてもらったことで、「出口から逆算して考える」遺言作成の極意を掴んで頂けたのではないでしょうか。
相続に正解はありませんから。
講義の最後は「修了証」の授与と「記念撮影」
今回は修了証の額縁をなくし、その代わり記念品としてモバイルバッテリー(当社のロゴ・社名とURL入り)を贈呈しました。
最後は打上げを兼ねた懇親会「裏吉澤塾」
半年間は早いですね。
今回の『吉澤塾<遺言・争族コース>』は過去一難易度の高い講義であり、講師を務めた当社顧問弁護士(元裁判官)が「完全に裁判官研修、弁護士研修ですよ」というレベルで行いました。
それだけに難しいし、ややこしいし、複雑だし…でしたが、事例を中心に講義を進めることで少しでも理解が進むように工夫しました。
大事なお客様を守るためには精神論では駄目、士業等の専門家と一緒にグランドデザインを描ける位の知識は必要不可欠です。
本物の相続コンサルタントが育ちました。
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