投稿日:2025年7月18日
令和7年7月16日(水)、東京で相続実務研修『吉澤塾<小規模宅地等の特例コース>』の第4回講義を行いました。
今回のメインテーマは「特定居住用宅地等②」
小規模宅地等の特例(通称「小宅」)の8割以上を占める本丸中の本丸が「特定居住用宅地等」ですから、今回が一番重要な回と言っても過言ではありません。
講義は数多くの「ケーススタディ」を通し、制度のツボを理解していくスタイル。
「ケーススタディ」を、僕が独自に開発した、1回戦→2回戦→3回戦と適用要件の充足を確認していく「特定居住用宅地等」判定シートに当てはめていくことで、間違いなく適用可否に辿りつくことができます。
ポイント毎に条文に立ち返り、一つ一つの文言を確認し、通達や判例と照らし合わせ、何が真実なのか、どこが問題だったのか、どうすれば良かったのか等、現場をイメージしながら講義を進めました。
数次相続、海外居住、既存家屋の取壊し、未登記家屋、親の介護、転勤等々、実際にありそうな事例をこれでもか!という位用意し、「千本ノック状態」で脳ミソをフル回転してもらいました。
また、「生計一」の要件確認も行いました。
ここでしか聞くことができない知恵・工夫には皆さん目から鱗だったようです。
講義後は有志で懇親会「裏吉澤塾」
同じ目的に向かい真剣に学んでいる同志だからこそ分かり合える本音ベースでの懇親会は色々な意味で有益です。
来月の第5回講義は「特定居住用宅地等③」と題し、「二世帯住宅」と「老人ホーム」を中心に講義します。
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