投稿日:2016年4月7日
平成28年4月5日(火)、東京で、今年最後の『平成28年度税制改正セミナー』を行いました。
当方が行う『税制改正セミナー』は、税理士の先生が講師を務める<職業会計人目線>の解説ではなく、相続に携わる方が現場で「改正項目をどう活かすか」に軸足を置いた<相続実務家目線>で行っています。
『税制改正セミナー』本来の主旨から言ったら、税理士の先生の進め方が正しいのですが、改正項目を順番に説明しても、プロじゃないとあんまり面白くないんですよね。(失礼)
特に今年度は「ほぼ消費税」しかありませんから、正直、本当につまらない…。
今回は勝手に『税制改正』を拡大解釈し、
●資産管理会社を活用した相続対策スキームのポイント
●小規模宅地等の特例の注意点
●相続ルール改正の行方(民法改正、税法改正、通達改正)
等、税制改正に関連する周辺情報を多目に盛り込み行いました。
セミナー後のアンケートを読んだ所、やはり、一番関心が高かったのは「相続対策関係」でしたね。
あと、いつにも増して「もっとゆっくりしゃべって下さい」と沢山書かれてしまった。
毎度のことです。
毎回気をつけているのですが…あれでも自分としてはゆっくり話しているつもりなんですよ。
あれでも、まだ早いか…。
更にゆっくり話さないといけないなら、資料を大幅に削除しないと時間内に消化出来なくなっちゃうなあ…自分にとっては、永遠の課題です。
初めて人前で『税制改正』について話したのが「平成16年度改正」でしたので、早いもので今年度で13回目になりました。
塵は積もると山になりますね。
ライフワークとして継続していこうかな。
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