投稿日:2017年9月1日
先日の簡易裁判所での出来事。
不法行為を巡る裁判(少額訴訟、当社が原告)で立ち会った司法委員(調停委員のような存在、一人は弁護士、もう一人は民間出身)のうち民間出身者が、裁判とはまったく関係ない話をし始めました。
年齢60歳前後の男性。
「実は僕も銀行出身でね、それなりに色々と経験してますよ。
相続対策として非課税枠を超える生命保険の提案はちょっとどうかと思いますね。
いくらお金持ちでも非課税枠を埋めればもう十分でしょ。
吉澤さんも相続専門の会社を経営しているなら分かるでしょ。」
え~???、何?何?何?
僕に相続対策の基本を教えてくれているの?
あんたは何者?
裁判で保険云々は一切争点ではなく、訴状に事実関係の一つとして記載されているだけ。
司法委員の立場で関係ない話を持ち出すの、おかしくない?
百歩譲ってどうしても過去の栄光を語りたいなら、せめてまともな話をお願いします。
ピントズレまくり、時間の無駄。
未だに相続対策における生命保険の効果って非課税枠だけだと思ってるんですね。
さすが銀行出身者、よく分かっている…ってアホか!
レベル低っ!
もっと勉強して下さい。
相続対策には節税以外にも色々とあるんですよ。
言いたことが山ほどありましたが、僕も弁護士も次のアポがありましたので大人になってぐっと堪えました。
もし時間があったら裁判所で「民法売り® 」セミナーが始まる所でした。
そうそう、「民法売り® 」セミナー、1年振りに東京と大阪で開催します。
東京会場【10/5(木)14:00~16:30】はこちら
大阪会場【10/25(水)14:00~16:30】はこちら
裁判になったら正しい人が勝つ、気持ちよく裁いてくれる…なんて思ってる貴方、色々な人がいますから気を付けて下さいね。
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