投稿日:2018年1月13日
平成30年1月12日(水)、東京で今年初の研修、吉澤塾相続研究会会員を対象とした『事業承継1日講座』を行いました。
そもそも「事業承継」と「相続」は関係ありません。
法人は死にませんから、社長に万が一があっても事業を継続して行っていく必要があります。
相続による事業の停滞は本来許されない話しです。
しかし、現実的には相続発生までに事業の承継を考えていない、対策を講じていない人がほとんどのため、相続による強制的な事業の承継が始まってしまうのです。
「事業承継」研修の多くは、自社株の計算、自社株評価の引下げ方法等が中心です。
中には、事業承継を切り口にどう保険販売に結び付けていくかと、小手先のテクニックを教えるものもあります。
それも大事なことですが、それだけで事業承継を理解したとは言えません。
当方が行う「事業承継」研修は、根底から違います。
まず、「事業承継とは」から始まり、「会社法」「株主総会」「種類株」「支配権確保の実務」を事例で学び、
続いて、「一般社団法人」「自社株評価」「納税猶予制度」等、税制改正が実務に与える影響を学び、
その上で、具体的に「株価引き下げ」を考えます。
そして最後に「分掌変更による退職金支給」について、実際の裁判判決をベースに、核心を理解します。
更に、場面場面で、社長にどう説明するか、いつ・誰に・何を言うか、後継者に何を助言するか等の実務が挟まります。
講義後はお約束の懇親会(裏吉澤塾)。
何故か写真がこの1枚しかありません…。
話す方も聞く方もしんどい1日でしたが、だからこそ楽しく、充実した研修になるんです。
翌朝の心地よい疲労感がたまりません!
尚、次回1/19(金)@東京は満員御礼ですが、2/23(金)@大阪はまだ若干お席がございます。
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