投稿日:2018年6月15日
よく「ちょっと教えて欲しいのですが…」と電話やメールが来ます。
「相談は無料」の文化が根付いているのでしょうね、業界的にも、日本人的にも。
友達に床屋さんがいたとして「揃えるだけでいいから軽く切ってよ」とお願いしますか?
友達にお医者さんがいたとして「最近風邪気味なんだけど」と診察をお願いしますか?
友達にタクシー運転手がいたとして「駅まで乗せてくれない」とお願いしますか?
皆、業としてお金を頂き、料金に見合うサービスを提供しています。
もちろん、サービス向上のために、日々腕を磨き、自身に投資しています。
当社も同じです。
当社は業として相談を行い、その対価としてお金を頂いています。
頂いた報酬に見合う価値を提供すべく、日々勉強し、自分に投資し、各種専門家とのネットワークを構築しています。
個別相談料には、そういった労力や経費、時間がすべて含まれています。
ですから、無料でお答えすることはありません。
セミナーや研修の後に「うちの会社でも少し話して欲しいのですが」と依頼を受けるケースもあります。
講師料の話になると、「え!お金がかかるんですか!」と驚かれます。
「皆さん、ボランティアの精神で話してくれます」「朝礼の20分でいいですから」と言われることもあります。
社員の前で話すことで、お客さんを紹介してもらえる、後々の仕事につながる、のであれば営業の一環として無料で話すことも<あり>だと思いますが、当社は吉澤塾関係者やお客様の紹介がない方の相談には原則応じていませんし、お客様に売る商品もその後の美味しい受け皿もありません。
人前で話すこと自体が業なんです。
当社のように、バックエンド商品が一切ない会社が珍しい存在であること、把握しています。
正真正銘、「相続コンサルティング業務」と「セミナー・研修講師」、この2つが売り上げのほとんどです。
(たまに執筆等アルバイトがありますが)
ですから、爆発的に儲かる仕組みになっていませんし、営利企業としての事業の在り方としては駄目なんだと思います。
「もっと、こうすればいいのに」「こうやったら儲かりますよ」とよく言われます。
(貧乏生活を送るつもりはありませんが)だからと言って、魂を売るつもりはありません。
また、自分を安く売りつもりもありません。
なかなか皆さんに理解して頂けないのが辛い所ですが、実際にお金を払って相談した人、お金を払ってセミナーや研修を受講した人から「高い」と言われたことはないので、もう少し頑張ろうかなと思っています。
宜しくお願いしますm(__)m
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