投稿日:2022年2月8日
令和4年2月7日(月)、吉澤塾相続研究会<第33回ZOOM勉強会>を実施しました。
今回は『争族事例~民法改正を踏まえ~』と題し、「こんなはずじゃなかった…」の争族事例を題材に、「どうしたら良かったのか」を考えて頂きました。
自社株の7割を握る母が死亡した。遺言で母の財産は全部長男が相続することになっていたはずなのに、もう一通遺言書が発見された。親子の仲は悪くなかったはずなのに…。
まさに「え!?どうして???」と頭が真っ白になった争族事例です。
塾生数名がグループに分かれ、
①長男がこの局面を打開するためには、どのような作戦が考えられるか?
②何が問題だったのか?
③どうすれば良かったのか?
について検討して頂きました。
自筆証書遺言と公正証書遺言、遺留分侵害請求、会社法、株主総会、退職金、寄与分、特別受益、教育資金の贈与、生前贈与、生命保険、相続と相続税等、相続に関する実務ポイントが幅広く網羅されている事例です。
偏った知識や、本に書いてあることだけを知っていても現場は乗り切れません。
●士業を含め、どのような人に、いつ、何を、どう依頼するのか?
●コンサルタントとしてどのようなグランドデザインが描けるのか?
たっぷり堪能して頂きました。
来月は『税理士でも間違えてしまう、相続税申告の注意点<6連発>』と題し、勘違いしがちな相続税申告の注意点について解説する予定です。
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