投稿日:2022年5月13日
令和4年5月9日(月)の新聞に、『日本は存在しなくなる~マスク氏、出生率低下巡り警鐘~』の記事がありました。
米国テスラ社の創業者であり、世界一の大富豪、イーロン・マスク氏がツイッターに投稿した発言を受けた記事ですが、確かに一理あると思いました。
「当たり前のことをいうようかもしれないが、出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなるだろう」
これは昔から言われていることで、「出生率の低下と死亡率の上昇が加速していくと、数百年後の日本の人口は30人まで減る」と書いた記事を読んだことがあります。成熟した先進国では当たり前の人口循環サイクルらしいのですが、そうならないようにどこかのタイミングで何らかの方策が採られるのでしょう。
「人類の文明にとって最大のリスクは急速に低下する出生率だ」
「経済の根幹にあるのは労働力だ」
そうなんです。国力の源は人口なんです。人が少ない、いても若い人が少ない国はいずいれ滅びます。
国を動かす立場の人は、経済や社会の担い手である若い人が激減している現状を直視し、今のうちに抜本的な改革を行う義務があるはずなのに…、と常々思っています。
別にマスク氏を支持している訳でもなく、ネットで検索すると「マスク氏は宇宙人、変人、奇人」等の記事がたくさんありますので、そこは別にどうでもいいのですが、今回の発言は直球ど真ん中で的を得ていたので、激しく同意しました。
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