投稿日:2023年12月27日
先日事務所に「ちょっと教えて欲しいんだけど」と女性(恐らく70歳台くらい)の方から電話がありました。
「姉が独身なので任意後見を考えているのですが…」「任意後見と法定後見では…」「家庭裁判所が…」「銀行では…」「死亡した場合に…」と一方的に質問の雨あられ。
「ちょっと待ってください(-_-;)」
「相続に関する個別相談のお申込みでしょうか?でしたらまず事前の予約を取って頂かないと。どなたかご紹介者様はいらっしゃいますか?」と尋ねたところ、
「ホームページ見て電話しました。ちょっと教えて下さい。それで税理士に聞いたら…」と雨あられ攻撃が再開したので、
「分かりました、分かりました。相談に応じます。90分55,000円かかりますがよろしいですね?」と説明したところ、
「え!、お金がかかるの?ちょっと聞きたいだけなんだけど」
「無料の相談は受けていません」
「大した話じゃないんんだけど…」
「大した話かどうかはともかく、相談はすべて有料となりますので、無料ではお答えできません」
「そうなの!じゃあいいです(ガチャン!)」
まだまだ日本では「相談は無料」の文化が根強いですね。
無料相談がバックエンド商品のドアノックだとも知らず、無料なだけで喜んでしまうんでしょうね。後でどうなるかも知らないで…。
重要なのは内容であって、費用対効果だと思うんだけどなあ…。
来年も頑張ろう…。
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