投稿日:2024年1月9日
令和6年1月1日(月)付の新聞に『18歳成人、最少106万人~昨年比6万人減 辰年生まれは1005万人~』の記事がありました。
「子どもの日」や「敬老の日」等に合わせ、人口や年齢に関する統計情報が公表されますが、元旦には総務省から新成人の人数が公表されました。
記事によると、2005年生まれの新成人(18歳)は、昨年から6万人減り、106万人と過去最少人数となりました。
改めて少子化の状況が浮き彫りになりましたね。
「人口減少」や「少子高齢化」と聞いても特に驚かなくなってしまいましたが、この危機感のなさが悪循環を生んでいるのかもしれません。
若い世代が少なく、高齢世代が多い人口比は、社会保障の破綻や介護の問題を深刻にします。
また、人口が減少すると国力が落ち、消費も落ち込み、経済的に良いことは一つもありません。
日本では婚姻した夫婦から生まれるケースがほとんどです。これに関する是非はともかく、婚姻しない限り子どもの数は増えず、人口も増えず、高齢化がますます進んでいきます。
令和5年に婚姻したカップルの5人に1人以上がマッチングアプリだったそうです。「職場の同僚・先輩・後輩」や「学校の同級生・先輩・後輩」ではないんですね。
時代と言えば時代ですが、どのようなきっかけであれ、婚姻数が増え、子どもが生まれるならば良しとしましょう。
賃上げ増税ばかり議論しないで、もっと本格的に少子化に取り組んで欲しいなあ…。
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