投稿日:2025年1月10日
令和7年1月9日(木)、吉澤塾相続研究会<第68回ZOOM勉強会>を実施しました。
今月は『速報!令和7年度税制改正』と題し、来月行われる本番の「税制改正セミナー」の前に、塾生にだけその概要について解説しました。
しかし、今回の税制改正は先行きが全く読めない…。
与党が衆院で過半数を握っていない状態のため、「税制改正関連法案」が国会に出されても通過するかどうか分からないのです。
法案を通すために国民民主党にすり寄り同党が主張する「103万円の壁引き上げ」に同意したのに、同党が求める178万円に遠く及ばない123万円でお茶を濁し、同党から同意を得られない(協議打ち切り)まま見切り発車的に「令和7年度税制改正大綱」を発表してしまったのです。
報道によると、法案を通すため与党は維新にすり寄っているとのこと。同党が主張する高校授業料無償化の方が財源が少なくて済むからだとか。
なので、
①1月末に国会に提出される「税制改正関連法案」が「税制改正大綱」通りの内容かどうか分からない。
②「税制改正関連法案」が国会を通過する(成立する)か分からない。
③いつ、どのような形で決着するのか分からない。
と、先行き不透明な状況なんです。
とは言え、現時点では「令和7年度税制改正大綱」についてしっかり理解しておくしかありません。
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『相続に携わる人のための令和7年度税制改正』セミナー
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