投稿日:2015年4月1日
昨年3月末に勤めていた銀行を退職し、平成26年4月に㈱吉澤FP事務所(現:㈱吉澤相続事務所)を設立してからちょうど1年経ちました。
独立当初は、長年身体に染みついた会社員の考え方から抜け出すのに苦労し、毎月決まった給与がない生活に恐怖を覚え、眠れない日もありましたが、お陰様で周囲に助けられ、無事2年目を迎えることが出来ました。
銀行を退職するにあたり、生活の安定を取るか、自分の可能性を信じるか、相当悩みました。
自分一人だったら失敗しても何とかなりますが、家族がいるとそういう訳にはいきません。
しかし、サラリーマンとして会社から給与を貰っている以上「顧客第一主義」は詭弁に過ぎず、「お客様の幸せを考えている」と口では言っても、会社が利益をあげるために、もしかしたらお客様に必要ないかもしれない商品でも販売していくしかない…そんな裏表のある仕事に限界を感じていました。
そうなると独立しかないのですが、住宅ローン、子の学資等…色々考えると、「僕が我慢して銀行員を続けた方が家族にとって幸せなのではないだろうか」と何度も自問自答しました。
しかし、どうしても、お客様だけを向いて仕事をしたかった。
家族にとって、何の保障もない独立開業は、相当不安だったと思います。
知名度もコネも顧客基盤もなく、先行きはまったく不透明なのですから。
2年目を迎えるに当たり、まずは、独立を陰で支え、背中を押してくれた家族に感謝したいと思います。
そして、これからも、初心を忘れず、奢ることなく、お客様の方だけを向き、相続の問題に“答え”を出していきたいと思います!
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