ブログ「相続の現場から」

『出生率9年ぶり低下』、もう驚かないですよね

投稿日:2015年6月6日

本日平成27年6月6日(土)付の日経新聞に『出生率9年ぶり低下』団塊ジュニア出産減、の記事がありました。

もうこの話題、聞いても驚きゼロですよね。

 

20150606_063927

 

一応、原因を列挙すると、

●「団塊ジュニア」と呼ばれる世代が30歳代後半から40歳代になった

●20歳代~30歳代の女性の数が減っている

●平均初婚年齢が、男性31.1歳、女性29.4歳まで上昇している

 

かろうじて2014年に生まれた子の数は100万人を超えましたが、いよいよ来年は生まれてくる子の数が100万人を切るのは確実。

一方死亡数はうなぎ上り、だからドンドン人口が減少し、かつ高齢化が止まらない。

別に今になって気付いたことではなく、何年も前から「こうなるよ」と警笛が鳴らされてきたのに、大した手も打ってこなかったツケが出てきているだけです。

 

「相続」ビジネスも、変わって来るのでしょうね。

子供がいなければ、財産を次の世代に残す必要なくなりますし、夫婦だけのことを考えてお互い<たすき掛け遺言>でも作成していれば十分でしょう。

一人っ子なら揉めないですし、子なし兄弟姉妹ありは面倒ですが、そもそも子がいないなら兄弟もいない訳で、揉め事は少なくなるのかな。

相続人の数が少なくなれば、基礎控除も少なくなるので、相続税が課税される人が増えるのかな。

でも、相続税払うの自分じゃないから気にしなくてもいいか。

これから「相続対策」としてアパート建てる人は、どこに、何を建てるのか、相当「知恵」を出して計画しないと、ただ建てるだけじゃ子や孫の世代は大変でしょうね。

あ、子いないんだから問題ないか。

って、だったら何で建てるんだっけ?

そうか、相続対策じゃなくて老後生活の充実のためだ。

でも人口減少していくのに、部屋は埋まるのかな…。

入居者確保のために走り回らないといけないから生活が充実したりして。

それでいいんだっけ?

朝から訳わかららなくなってきた…。

 

(このブログで)何度も言っていますが、」なんてどうでもいいんです。

大事なのは「数」なんです。

若い世代が減ると、将来困るんです。

人口が減少すると、色々と問題があるんです。

と、声を挙げても、偉い人達はその時この世の中にいませんからね…。

 

やっぱり、「自分の身は自分で守ろう!」って思いました。

メールアドレスを登録

相続実務研修吉澤塾

  • 半年コース

1日コース

  • 一日集中講座
  • 事業承継一日講座
  • 民法改正一日講座

お客様・参加者の声

ブログ「相続の現場から」

相続診断協会

pagetop