投稿日:2015年9月4日
昨日、平成27年9月4日(金)付の新聞記事も、相続に携わる人間として見過ごせない記事が盛り沢山でした。
【1】『マイナンバー 時間との闘い』
いよいよマイナンバーが皆さんに通知されるまで1ヶ月となりましたが、大手企業はともかく、中小企業を中心に、対応が遅れている状態が続いています。
「内容を知っている」と回答した人も43%しかいないとのこと。
「平成30年から銀行口座とマイナンバーが紐付される改正案」が国会を通過しましたので、いよいよ“ガラス張り”ですね。
今から庭に穴掘って埋めときますか?…無駄なので止めましょうね。
【2】『医療費1人31.4万円』
2014年度の1人あたり医療費が31.4万円と過去最高を更新し、総額も40.0兆円と増えました。
一人あたりの医療費は、75歳以上が93.1万円と高く、75歳未満の4.4倍にのぼります。
世代間扶養の社会保険制度は限界に来ています。
大変申し訳ありませんが、資産が多い高齢者の方にはそれなりの自己負担をお願いせざるを得ません。
【3】『昨年の出生数 最少100万人』
2014年に生まれた子の数は100万3,539人と、公表開始以来過去最低の人数でした。
死亡数は127万3,004人と戦後最多に上り、出生数から死亡数を引いた自然増減は26万9,465人の減少となりました。
【2】の医療費負担にも影響してしまう人口減少問題、公的年金も破綻への階段をひた走っています。
「自分の身を守れるのは自分だけ」ですよ。
何か明るい話題はないものでしょうか…。
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