投稿日:2019年8月7日
令和元年8月6日(火)、東京で相続実務研修『吉澤塾9期』の第5回講義を行いました。
タイトルは「遺言」
相続に携わる人間にとって避けては通れない、重要なテーマの一つです。
「遺言は何のために作成するのか」、考えたことありますか?
言い方を変えましょうか。
遺言作成の目的は何ですか?
揉めないように?
誰かに絶対相続させたい財産があるから?
銀行から勧められたから?
TVや雑誌で特集が組まれているから?
自分で遺産分割を指定したいから?
きっかけや理由は色々だと思います。
それで構いません。
大事なことは「目的に合った内容にしましょう」と言うことです。
「遺言を作成したらその通りになる」と思ったら大きな間違いです。
「遺言があったら揉めない」と思ったら大きな間違いです。
『吉澤塾』の「遺言」レジュメの巻末には当方が作成した「文例集」がついています。
過去に当方が関与した遺言を通じ、遺言者の遺志を実現できることを最優先に考えたここだけの特別な文例です。
遺言を作成することは、それ程難しいことではありません。
しかし、“勝てる”遺言を作成することは、相当難しいと思って下さい。
講義の後は有志で懇親会「裏吉澤塾」。
9期東京の皆さんは本当に仲良しです。
来月最終回…寂しいですね。
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