投稿日:2019年12月14日
令和元年12月13日(金)、新潟で第四銀行様の行員研修で講師を務めました。
タイトルは『トラブル事例で学ぶ 失敗しない相続対策』
~相続・事業承継ニーズを発掘するために~
マネジメント層を対象に2日間に渡って行われた営業研修のうち、僕は2日目の「相続」パートを9:00~15:00の正味5時間担当しました。
朝イチの研修に備え前日入りだったので、新潟在住の塾生とたまたま仕事で新潟に来ていた塾生で、吉澤塾新潟支部忘年会。
10年振りに座敷で飲んだので膝が痛い!
けど、お魚、お酒は抜群でした!
さて、研修会場は第四銀行本店。(新潟の冬の空はだいたいグレー)
研修は、当方の著書『トラブル事例で学ぶ 失敗しない相続対策』をレジュメとして使用し、4~5人1組となり、
●何がいけなかったのか
●どうすれば良かったのか
●何ができたか
等を考えるワーキング中心のスタイルで進めました。
参加して下さった行員の方は、
●相続に正解はないこと
●相続は問が出されていない問題に挑戦する作業であること
●相続と相続税は違うこと
等を肌で感じ取って頂けたと思います。
もちろん、サブタイトルにある通り、相続・事業承継ニーズを把握するヒントにも気付いたのではないでしょうか。
地域金融機関が取り巻く状況は決してバラ色ではありません。
人口減少、地域経済の衰退、後継者不在による中小企業の減少、長期化している低金利…逆風が吹き荒れています。
銀行は、営利企業である以上、利益を稼がなくては成り立ちません。
とは言え、顧客を無視した姿勢では長続きせず、いずれ市場から見放されてしまいます。
相続・事業承継は「当分の間拡大し続けることが確実な唯一のマーケット」と言われています。
それだけにライバルも多く、競争は激化する一方です。
しかし、だからと言って地域金融機関がそこから逃げる訳にはいきません。
今回の研修が第四銀行様にとってひとつのきっかけになればこれ程嬉しいことはありません。
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