投稿日:2021年9月1日
先日、誰でも知ってる全国紙から『(仮称)相続・事業承継のプロ●●人』に載りませんかとお誘いを受けました。
新聞片面15段のスペースを全部使い、顔写真付きで士業を中心とした『相続・事業承継のプロ』を紹介する企画です。
掲載料は25万円だそうです。継続して複数回載るなら割引もあるとのこと。
「通常あまり広告を打たない●●●コンサルティングや、●・●●税理士法人もご参加頂いている企画ですので、是非ご検討ください。」とこちらの心をくすぐるセリフが添えられています。
士業ではない僕なんかがそんな有名な大先生と一緒に載る勇気はありません。
と言うか、相続・事業承継のプロってお金を払えばなれるの???
僕は、プロかどうかは相手や周囲が判断することであって、自ら言うとではないと思ってますし、お金を払ってプロだと名乗るのは、何も知らない一般の方を騙しているようで気が引けます。
そう言えば、以前、超有名ビジネス誌からも『(仮称)相続・事業承継のプロ●●●人』に載りませんかとお誘いを受けたこともありました。
こちらの掲載料は15万円でした。
掲載される人のほとんどが税理士らしいのですが、今回は特別に声を掛けて下さったそうです。「残り●枠ですので、是非お早目にご検討ください。」とプッシュされました。
もちろん、このような企画にお金を払う気はありませんので、やんわりとお断りしました。
実は似たような企画はどこの新聞や専門誌でも行われています。別のムック本からは「定価は50万円ですが、先生なら35万円でいいです。」と言われたこともありました。
おかげさまで最近はこのような企画に声を掛けて頂けるようになりましたので、そのこと自体はありがたいと思っています。士業ではない僕なんかに声を掛けて下さるのですから、名誉なことだと思っています。
しかし、お金を払ってプロと名乗るのは実力とは無縁の話ですので、このような企画には乗るつもりはありません。
ブログに書いてしまったので、今後は誰も声を掛けてくれないと思いますが…。
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