ブログ「相続の現場から」

申し訳ありません、相続ビジネスについては良く分かりません

投稿日:2022年3月16日

時々「これから相続コンサルタントとしてやっていきたいのですが…」と相談されることがあります。

 

特に多いのは「どうやって顧客を見つけるか(食べていくか)」

 

申し訳ありません、僕にもよく分かりませんm(__)m

 

どのようなビジネスでも、0→1にするところと、1→2以上にするところがあります。難しいのはもちろん0→1にするところです。0→1にするためにはどうすれば良いのか、知りたい気持ちは良く分かります。しかし、僕にはそのノウハウがありません。

 

8年前銀行を辞め独立した際、知名度なし資格なし後ろ盾なしお客様なしから始めました。大学卒業してから25年間ずっとサラリーマンで、毎月必ず給与がもらえる安定したリズムの中で過ごしてきましたので、独立開業のノウハウなんてなく、自ら事業を起こした経験もありませんでした。

 

初年度から何とか食べていけましたが、それはあくまで結果論に過ぎず、そこに何か仕掛けとか特別な策なんてありません。上手くいったのは偶然です。「そうは言ってもそれなりに何かあったんでしょ?」と思われるかもしれませんが、本当に何もありません

 

朝活とか、お客様を紹介し合うシステムとか、自己啓発セミナーとか、中小企業の社長が集う会とかに参加したことありませんし、独立開業を支援する会社相談したことも、そのような類の本を読んだこともありません。

 

なので、僕からビジネス展開について語れることは何もありません

 

ではどうやって今の状態になったかと言うと、何となくとしか言いようがありません。(だって、本当にそうなんですよ…)

 

とは言え、仕事に取り組むうえで自分に課している決め事はいくつかあります。

 

①やると決めた仕事は全力で取り組む。出し惜しみしない。全部出し切って駄目だったら諦めがつく。中途半端に出し惜しみして駄目だったら後悔する。

②チャンスをもらえたら、必ず爪痕を残す。次につながらなかったのは自分に実力がなく、爪痕を残せなかったから。

③できないことは「できない」と、知らないことは「知らない」と、分からないことは「分からない」と言う。背伸びしても続かないし、迷惑を掛けるだけ。

④相続コンサルとしての間口をわきまえ、何でも屋にならない。間口を広げ、あれこもれもやるのは本業に自信がないから。

⑤常にお客様だけを向いて仕事する。報酬を支払って下さる方がお客様であり、そこだけを見る。

⑥群れない、つるまない、仲良しグループやお友達内閣を作らない。登場人数が多いと、交通整理が必要になり、テキサスヒットが生まれ、お客様に迷惑が掛かり、段取りや時間、お金等が余計にかかってしまう。人数が多くて楽なのは重い荷物を運ぶ時だけ。

 

僕が教えられるのは相続ビジネス」ではなく「相続」です。

 

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