ブログ「相続の現場から」

新聞の見方『「なりすまし住人」高値誘導』

投稿日:2026年8月31日

令和8年7月21日(火)付の新聞に、『「なりすまし住人」高値誘導~ドル箱の大規模修繕』の記事がありました。

 

「マンション不都合な真実<あえぐ管理組合>」という短編連載の(中)として書かれた記事ですが、こんなことになっているんだ!と驚きの内容です。

 

大規模修繕工事の費用を低く抑えようと管理組合が外部の設計コンサルタントに取り纏めを依頼したところ、その設計コンサルタントが施行会社とグルになり工事費の5~10%のキックバックを得ていたそうです。

 

施行会社は設計コンサルタントへキックバックを払うため工事費を割り増すことになり、結果工事費は2割ほど割高になり、そのツケは全て住民が負担することになります。

 

クライアントを裏切りお金儲けに走るコンサルタント…最悪!

 

だから「若者や学生が選ぶ胡散臭いと思う職業?(何をしているか分からない仕事?)ランキング」(←のような名称のランキングをネットで見たことがあるのですが、間違っていたらごめんなさい)の第1位が「コンサルタント」と言われてしまうんです。

 

確かに胡散臭い。(僕の肩書も胡散臭い「相続コンサルタント」です泣)

 

その他、

■管理組合に悪意のある人物が入り込み、理事会や修繕委員会の議論を引っ張って利益誘導する

■修繕時期を把握した施工会社が一室を購入し管理組合の意思決定の場に潜り込み、なり手が少ない執行部に立候補して修繕の議論を主導する

等、もはや誰も(何も)信用できないという地獄。

 

記事には専門家の意見として「組合が相場の感覚を持つだけでも不正に対する抑止力になる」と書いてありますが、それができないから外部の専門家に頼るんだ!っつーの。

 

 

昔少しだけ在籍していたブラック企業(地主の相続対策をメインに手掛けるコンサル会社)でも、地主に相続対策としてマンションを建てさせ、表向きは建築会社から紹介料として工事費の3%を受け取り、裏で建築会社から工事費の15%ものキックバックを受領していたことを思い出しました。

 

つまり合計するとブラック企業が得る報酬総額は工事費のなんと18%!

 

その他地主からも多額のコンサルティング報酬を受け取りますから、純粋な儲けは相当な額になります。

 

当然工事費は跳ね上がり、コンサルティング報酬等もあるためプロジェクト費用が高額になり、収支を圧迫し、その費用は全て地主が負担することになるのです。

 

「クライアント(地主)のために」というのは口だけで、頭にあるのは自分達の儲けだけ。(なので入社当日に辞めることを決意しその日から転職活動を開始しました)

 

結局、自分の身を守れるのは自分だけ。

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