投稿日:2020年4月29日
最近相談に乗ったお客様の話。
「相続対策として築年数の古いアパートの建て替えを某ハウスメーカーから提案されている」とのこと。
アパートオーナーは高齢、配偶者は既に亡くなってます。
つまり二次対策ですね。
驚いたのはハウスメーカーの営業スタイル。
●初対面でいきなり家族の写真を見せ、プライベートを語り始める
●朝早くから自宅前に立っている
●夜22:00過ぎでも平気で電話をかけてくる
●一日に何度もメールが来る
●メールは長文、「早く取り掛からないと手遅れになる」と煽られる
●上司と一緒に来て、なかなか帰ってくれない
●「今月キャンペーンなので」と自社特典を押し付けてくる
●泣き落としにかかる
違法営業だと思うのですが、優しいオーナーは誠実に対応してしまい、それがかえって先方に期待を抱かせてしまうと言う悪循環。
「本当に相続対策として有効・有益な提案なのか検証して欲しい」と、お子様と一緒に相談に来られました。
答えは明快、話を伺い、提案書を見た瞬間…なし!
だって、現状把握出来てないし、問題点は明らかにされてないし、長年暮らしている入居者の立ち退き問題もノーアイデアだし…建て替えることが決まっているだけの提案ですから。
相続対策に必要なのは「知恵」と「工夫」です。
そもそも“答え”が決まってたらコンサルティングではありません。
さてと、じっくりやりますか。
*写真は本文と一切関係ありません。
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