投稿日:2022年6月6日
令和4年6月4日(土)付の新聞に、『出生率6年連続低下~昨年1.30、最低に迫るから~出生数最小』の記事がありました。
既に少子化の実態については何度も報じられていますので、今さら何を言われてもさほど大きな驚きはないのですが、改めて記事を読み、数字を見ると、恐ろしい事態が浮かび上がってきます。
厚労省が発表した出生率に関する記事の内容は次の通り。
①2021年の合計特殊出生率は1.30
②1.50未満が「超少子化」、1.30未満は「さらに深刻な状況」
③2021年の婚姻数は戦後最少で、婚姻数の増減は出生数に直結する
④若い世代の子を持ちたいという意欲が減衰している
⑤未婚女性の25%が「結婚せずに仕事を続ける」「結婚しても子を持たず仕事を続ける」と考えている
⑥未婚女性の4人に1人が「出産する人生を想像できない」と考えている
一番衝撃的だったのは「子どもの減少がこのまま続くと、2966年10月5日に日本人の子どもは1人となる」の部分。
944年後の話とは言え、このまま行くといつか日本が滅びると言っているに等しい…。
これって、先日イーロン・マスク氏が語った「当たり前のことをいうようかもしれないが、出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ存在しなくなるだろう」が現実となることを示唆しています。
*本件に関するブログはこちら
何らかの策により今後出生率が回復したとしても、その効果が現れるのは相当先であり、少子化はすぐには止まりません。
だからと言って無策のままでいい訳はなく、当然大至急大ナタを振るわなければならないのは当たり前の話です。
色々な立場や考え方の方がいるセンシティブな問題ですので、迂闊に発言すると炎上してしまいそうですが、女性からしか産まれない身体上の構造の違いは如何ともしがたいのですから、
●出産した女性が世の中で一番偉い立場にする
●出産したら死ぬまで安泰に暮らしていけるインセンティブを授ける
●正当な理由なく出産しない女性及び協力しない男性は年金受給権なし
位しないと駄目なのではないでしょうか。
それでも駄目なら男性でも産めるようにするしかありません。
自分達の子や孫が大人になる時、日本はどうなっているのでしょうか…。
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