投稿日:2023年5月3日
令和5年4月27日(木)付の新聞に、『少子化加速 備え不可欠~2070年どうなる~』の記事がありました。
『人口減 生産性向上が急務~2070年、3割減8700万人~出生、59年に50万人割れ~』、社説『人口減を前提に社会を作り直そう』と併せ、これからの「日本の姿」について書いてみたいと思います。
3つの記事で気になったことをまとめると次のようになります。
①今から20年後の2043年
・65歳以上の高齢者数がピークの3953万人に到達する。
②今から27年後の2050年
・14歳以下の人口割合が10%を割り込む。(人数だと、現在の約1500万人から約1040万人に減る)
③今から33年後の2056年
・人口が1億人を下回る。(現在は約1億2千5百万人)
④今から36年後の2059年
・日本人の出生数が50万人を割る。(現在は約80万人)
⑤今から47年後の2070年
・総人口は8700万人に減る。(現在の3割減)
・65歳以上人口の比率が38.7%に上がる。(現在は28.6%)
・65歳以上の人数は2.6人に1人になる。(現在は3.5人に1人)
・65歳以上の割合は約4割で高止まりし続ける。
・働き手と言われる15~64歳の生産年齢人口が4535万人になる。(50年間で3000万人も減る)
説明不要ではないでしょうか?
いかに国力が落ちるか、社会保障の負担が深刻化するか、国の形を抜本から変えていかないと存続すら難しいことが分かって頂けると思います。
このツケを被るのは今の子や孫たちです。自分さえ良ければいいと言う人任せの風潮がもたらす弊害の大きさは、その時に実際に被害を被った人にしか分かりません。
岸田さん、ぬるいですよ。もっと抜本的に、ドラスティックに少子化対策に取り組まないと間に合いませんよ。
© 2014-2024 YOSHIZAWA INHERITANCE OFFICE