投稿日:2020年3月18日
令和2年3月17日(火)、大阪で『民法(相続法)改正1日講座』を行いました。
新型コロナウイルスが沈静化しない状況下、中止すべきか開催すべきかギリギリまで悩みました…。
そこで、申込み頂いた方全員に、事前に
①参加の判断は自己責任でお願いします
②直前キャンセルでも、手数料なしで全額返金しますので無理する必要はありません
③懇親会は中止します
とメールした所、申込み12名中キャンセルされた方は1名だけでした。
とは言え、
●皆さんが希望することを理由に開催することは言い訳じゃないのか?
●長い目で見て、大局的な見地から判断を下すべきではないのか?
と思う反面、
●10名強の研修を中止することにどれ程意味があるのか?
●コロナの影響に関係なく相続は発生している訳で足を止めちゃいけないんじゃないのか?
と思ったり…。
難しい…。
学校休みにしたら渋谷等繁華街に若者が溢れているって、一斉休校って何の意味があったの?
高齢者にうつさないようにって言うなら外出自粛は高齢者にすれば良かったのでは?
なんて思うことと同じで、
結局何が正解かなんて誰にも分からないし、立場が違えば正解も違う訳で、周囲の意見に耳は傾けるとしても、人の意見ばかり聞いて流されるのではなく、最終的にイチ事業者として自ら決断するしかない訳ですよ。
今回、当社は<出来る限りの対策を応じた上で開催する>と言う判断を下しました。
広島や島根等近畿圏以外からもこの日を楽しみにしていた方がいるのですから。
講義は、
☑民法改正が相続実務に与える影響
☑実際に使えるのか/使えないのか?
☑想定されるトラブルにはどのようなものがあり、その対処方法は?
等、
常に現場目線、「今日聞いて明日使えるネタ」を意識して解説しました。
講義終了後、まだお腹がすいてそうな塾生へ特別授業「遺留分侵害請求された場合の小宅特例」。
コロナなんかに負けてたまるか!
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