ブログ「相続の現場から」

相続の現場から『子ガチャ』

投稿日:2026年5月25日

「親ガチャ」という言葉があります。

 

子は親を選べずどのような環境生まれるか運次第「ハズレ」もあれば「当たり」もある。自分の努力だけではどうにもならない不条理な世の中表現する際に使われる言葉です。

 

僕は相続仕事を通じ「子ガチャ」もあると感じています。

 

立派な両親なのに子がだらしなかった愛情を注いだ子なのに犯罪に走ったり後継者として期待して育てたのに自分勝手な道を選んでしまったり…。

 

「人間だからそういうこともあるよね」と言われれば返す言葉がありませんが、子が親を選べないように、親も子を選べないと感じます。

 

子が非行に走る「親の教育が悪い」と言われますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

 

確かに、子の育った環境が荒れていたり両親の接し方に問題があったのなら分かりますが、そうとも言い切れない場合も多いような気がします。

 

一生懸命愛情を持って子育てしたのに、子が悪い友達とつるんだり新興宗教に嵌ったり訳の分からない道に走ったり…。

 

 

以前こんなバカ息子(失礼…)のために先祖代々の土地を残すことが果たして正解なのかと思った事案がありました。

 

働きもせず結婚・離婚を繰り返し適当な事業を起こしては失敗し親の資産で夜な夜な遊び惚けている息子の話です。

 

両親息子に期待し、小学校から私学に入れ、エスカレーター式に有名大学まで進学し、修行のために大企業に入社させました。(これがいけなかったのかな…?)

 

しかし、時間にルーズで、やりたくない仕事から逃げ甘い考えを捨てきれずあまりに仕事ができなかったため数年で退職を余儀なくされ、その後は働きもせず親からの小遣いでいい加減な生活を送っています

 

でも、両親長男がかわいくいつかは改心してくれるはずと信じ、家督相続的に先祖代々の土地を全て相続させ、次世代以降家の繁栄が続くように対策講じています。

 

しかし、どう考えても息子の代になったら財産を食いつぶしてしまうとしか思えません。

 

どこかで心を入れ替え家業に邁進する…と思いたいのは山々ですが、両親が死亡世代が交代したら親の努力や苦労は一瞬で泡と散るでしょう。

 

両親からコンサルの依頼があったのですが、ちゃんとしたがいるのに家督相続固執するバカ長男のことがどうしても好きになれず汗をかいても無駄となってしまうような仕事はしたくなかったのでお断りしました。

 

もしかしたらこの事案は親の育て方が間違っていたのかもしれませんが…。

 

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