ブログ「相続の現場から」

どっちもどっちな離婚訴訟

投稿日:2026年11月2日

令和8年9月13日(日)付の新聞に、『妻の企業に送金 脱税か~「税率抑えるためにと提案あった」~反目の果て、離婚も争いに』の記事がありました。

 

密かにお気に入りの「揺れた天秤~法廷から~」シリーズ。

 

今回は、離婚協議の際に「妻に勧められた節税は脱税だった」と妻を訴えた事件が取り上げられています。

 

この事件、あまりにくだらなくて「ブログに書くのもなあ…」と思ったのですが、主人公である夫婦の人物像について勝手に想像しましたので、休み時間のネタの一つとしてお読み下さい。

 

 

都心でクリニックを経営する40代後半の歯科医師は、喧嘩して勝手に家を出て行った一回り若い30代の妻に対し「妻から提案され実行した妻が代表を務める企業への送金500万円は節税ではなく脱税だった。不法行為、或いは不当利得だから返せ」と訴えました。

 

2024年5月、一審は「男性と妻が税金の額を減らす目的で送金を計画し、不妊治療の費用等に充てられたほか、一部は男性の手元に戻っており、送金は男性が自らの判断で行っていた」として「不法行為は成立しない」と男性の訴えを退けました。

 

2024年10月、二審も「振り込まれた資金は夫婦の共同財産。送金によって損失や利得が発生したと評価するのは困難である。送金の動機は脱税だった」と認め、男性側の控訴を退け、判決は確定しました。

 

 

妻は元々歯科衛生士として男性のクリニックに勤めていたそうです。高層階にプールがあるタワマンで暮らし、旅行は高級旅館、欲しがるものは金額にかかわらず購入し、家事負担を減らそうと代行サービスも頼む等、妻に気に入られようと必死な男性の姿勢が伺えます。

 

恐らくこの男性は今まで女性に縁のない、パッとしない、“もてないタイプ”だったのではないでしょうか。歯科医師になるため、勉強しかしてこなかったのかもしれません。お見合いや婚活パーティ、マッチングアプリに取り組んでも成果が出ず、気付いたら40代半ばになっていたのではないでしょうか。(あくまで個人的な想像です)

 

そんな時、自分のクリニックに若くて綺麗な女性が現れ、お金を使って必死に口説いたのではないでしょうか。ある意味お金で解決。(あくまで個人的な想像です)

 

女性も「いい歳したおっさんだけど、お金持ってるから楽して豪華な暮らしができるかも…」と打算的な考えから割り切って結婚したのではないでしょうか。(あくまで個人的な想像です)

 

妻は離婚が成立する前にマッチングアプリで知り合った妻子持ちの男性と交際していたそうです。

 

やはり年相応に遊び、若い時からそれなりに色々と経験し社会勉強しておかないと、大人になってから痛い目に遭うということなのかな…。

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