投稿日:2026年5月11日
令和8年4月26日(日)付の新聞に、『照明交換工事2億円脱税~ブルーカラー長者 国税も注視~人手不足、賃金は急騰』の記事がありました。
密かにお気に入りの「揺れた天秤~法廷から~」シリーズ。
今回は、億単位の高収入を得たブルーカラーの巨額脱税事件が取り上げられています。

関西でLED照明の交換工事を請け負っていた個人事業主の男性が、3年間で得た所得計約4億3700万円について申告せず、約2億7千万円を脱税したとして大阪国税局に所得税法違反容疑で告発されました。
大阪地検が起訴しているということは「マルサ(国税局査察部)」案件ですね。
大学進学率が高まりホワイトカラーが増えたため、ブルーカラーのなり手だった高卒就職者が減り、現場における人手不足が深刻化しています。
また、ただでさえ少子化により若手が少ないところへ、輪をかけて若者が「3K」を避ける傾向があることから、現場の担い手不足を加速させています。
そのような“人材としての希少価値”を背景に、賃金や業務単価が上昇し、いわゆる肉体労働のブルーカラー職が医師や弁護士、或は上場企業の役員並みの高収入を得る「ブルーカラービリオネア」が出現しているそうです。

この記事を読み、僕の中で腹落ちしたことがあります。
それは、会社員より個人事業主の方がお金を持っている、良い大学を出ていることよりも高卒(人によっては中卒)の方が自由にお金を使えている、ということ。
(僕の趣味である)キャンプに行くと、何十万もする高いテント(物によっては百万円を超えるテントもあります)や希少価値の高いギア、デフェンダーやゲレンデといった高級車でキャンプを楽しんでいる人達をよく見かけます。
そのような人達の多くはブルーカラーの個人事業主です。
板金、左官、建築、足場、解体、産廃、エアコン、照明、水道、電気、ガス等、現場での仕事を業としている人達です。
名の知れた上場会社でそれなりに高い地位についていたとしても、所詮年収は1000~2000万円。もちろん高給取りであることに間違いはありませんが、手取りはそれ程多くないし、休日も少ないですし、自分で時間をコントロールできないですし、生活が豊かか?といったら、稼いでいるブルーカラーには敵わないと思います。
ブルーカラーじゃなくても、小さくても自分で会社を経営している人や、儲かっている中小企業でバリバリ稼いでいる人には、お金と時間に余裕を感じます。
長らくいい学校に進学し、いい大学を卒業し、有名な大きな会社に就職することが勝ち組、正解と思われてきましたが、そんな時代じゃないですね。


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