投稿日:2026年4月1日
令和8年3月22日(日)付の新聞に、『年上部下 執拗な「内部告発」~「だからあなたはダメなんだ」~異動、報復と認められず』の記事がありました。
密かにお気に入りの「揺れた天秤~法廷から~」シリーズ。
今回の主人公は、内部告発したことで遠隔地に異動となったことが報復人事だと勤務先を訴えた60代の男性。
そこには後輩である年下の上司との複雑な人間関係が深くかかわっていました。

政府系金融機関で管理職だった男性は定年退職後に再雇用され、同僚の不審な行動に気付き上司に報告したものの「問題なし」と判断されました。
しかし、その後何度もこの問題について上司に繰り返し訴えたものの相手にされず、外部の機関に公益通報したところ、自宅から片道2時間かかる遠隔地への転勤命令が出てしまい、「これは報復人事じゃないか!」と勤務先を訴えたのです。
裁判の過程で見えてきたのは男性の威圧的な言動や態度。そして超面倒な性格。
上司は男性の7年後輩で、日頃から男性を「先輩」と呼んでいたそうです。
また、男性は会社や同僚に対する批判や自身の意見を一方的に早口でまくした、通常15分の面談は1時間かかり、半期の振り返り面談も3日間で計11時間に及ぶ等、業務に支障をきたすほど。
しかも男性は、上司を呼び捨てにする、言葉遣いが汚い、悪口や批判だらけ、延々と持論を話し続ける、何を言っても「でも」と自分に意見を押し通す等、うっとうしいを通り越し、ややこしさMAXな人物だったようです。
上司はメンタルをやられ、男性よりも先に異動になってしまいました。
2025年4月、東京地裁は男性の訴えを一蹴し、尋常ではない面談の長さを指摘した上で「男性の言動や行動は不適切であり職場の規律や秩序を乱した」と認定し、「異動命令は報復ではなく、業務上必要性があったから有効である」と結論付けました。

記事は「内部告発」と「報復人事」について書かれていますが、僕はこの記事を読み「後輩が上司になる前に会社を辞めて良かった…」と思いました。
そもそも僕はサラリーマンの適性が全くありません(ゼロです)から、25年間もサラリーマン生活を送っていたこと自体が軌跡(間違い)です。
相続・事業承継という特殊技能を要する業務に従事していたので救われた面が大きいのですが、もし後輩が上司になったらこの男性のようになっていたかもしれません。
いや、その前に後輩を上司と認めることができず退職したかな???
今、とても幸せです。

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